秋と体の関係
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秋と体の関係

こんにちは。

朝から雨が降り続き、ぐっと冷え込みましたね。
みなさん、体調を崩していませんでしょうか?

私はまだ半袖ですが、そろそろ長袖も準備していこうと思います。

さてさて今日は東洋医学からみた秋と体の関係を少しご紹介させていただきます♪

東洋医学では秋は「乾燥」「肺」「大腸」「皮膚」「鼻」などと関係が深く、夏に体力が消耗されたままだったり、急な寒暖差などで「肺」の機能が低下しやすかったり、弱まる傾向があります。すると下記のような症状が出やすくなります。

≪秋に多い気になる症状≫

喘息
声がかすれる
皮膚の乾燥
髪がぱさつく
なんとなく心配や不安な気持ちがある

などです。
東洋医学でいう「肺」は空気を取り込むという機能的な部分だけでなく、栄養を体中に行きわたらせたり、いらなくなったものを再び戻すという作用も含まれており、水分代謝や栄養にも関わっていますので、「肺」の機能を高め、必要なものを体全体に行きわたらせることで秋を心地よく過ごせるようになります。


例えば・・・寒いからとすぐに厚着をするのでなく、少しずつ枚数を増やすことで、皮膚の機能が強くなり「肺」の機能も強くなり、風邪予防や体を強くすることにつながります。


中国には「春捂秋凍(しゅんごしゅうとう)」という言葉もあり、春は暖かくなってもすぐに薄着にならず、秋は寒さが増してきても1枚また1枚と徐々に重ね着をして寒さを感じつつ、体を慣れさせながら冬に向かい準備をしていくそうです。

その時の体調でしずらい場合もあるかと思いますので、ご自身の身体と相談しながら無理がありませんように。
また、食事もとても大切で旬のものをはじめ体を温めるものを積極的に摂ることで、体の内側から体を温め、栄養を巡らせて「肺」の働きを助けることもできます。


これから里山の紅葉も進み、美しい景色が広がります。体調を整えて楽しみたいですね。

長くなりましたが、最後にこの季節にぜひ使ってほしいつぼをご紹介します。


☆肺の働きを強くするツボ☆

  中府 (ちゅうふ)

☆つぼの取り方☆
鎖骨の下側を内側から外側へ向けてなぞっていき、止まる所(肩の骨と当たるところ)から指の幅2本分下にあるくぼみ

ゆっくりと押すのもOK
お灸をすればなお良いです。
(経絡人形のすみれちゃん登場♪)



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