鍼灸で術後ケア
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鍼灸で術後ケア

こんにちは。。
日に日に寒さが厳しくなっていますが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

11月初旬に肩の人工関節置換術(今回はリバース型)の手術を受けた82才の患者様。ご家族様から、通院に片道1時間以上かかるため、自宅でも手術後のケアをできないかと御相談いただき、2週間に1回の病院のリハビリに加えて、週2回、鍼灸施術に加えて、ご高齢であること、痛み等が強くならないことや肩の角度など注意しながら無理なく可動域訓練をしていただきました。

施術とともに、肩周辺の筋緊張、術後の痛みなども徐々に緩和され、当初は左肩屈曲角度100度前後(通常可動域180度)でしたが、今は右側とほぼ同じ高さまで挙がるようになりました。

・洗濯物を干す
・高い場所のお皿を取る
・お仏壇の奥の方の掃除
・窓を拭く
・髪の毛とかす
・服の着脱

などができるように、肩が挙がるようになりたいというご希望があり、患者様も積極的に運動等をしてくださいました。

出張施術をさせていただくメリットは日頃の生活の仕方を知れることです。
実際の家具の高さや、服の種類、段差等々を確認させていただくことで、未然に転倒や痛みの予防ができたり、生活の工夫をご提案できることもあります。

「ご自宅で自分の力で生活をしたい、だから自分のできることを自分で少しでもやりたい。」

慣れ親しんだ自宅で少しでも長く生活を続けたいと思う方は多いかと思いますが、最近話題のサルコペニア、フレイル、認知症…、様々な原因で自宅での生活を断念せざるおえないこともあります。

鍼灸施術だけでなく、様々な方法を活かして患者様の希望に少しでも寄り添い、健康に過ごせる時間を一緒に作っていけるよう、これからもお伺いさせていただきたいと思います🍀

(画像は患者さまのご了承をいただいています)



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