猪名川町食育講演会♪
講師は、「食べ力」・「電子レンジ」・「タマネギ氷」で有名な料理研究家 村上祥子先生
小一時間ほどで9品近くを電子レンジで作ってくださいました。
中でも気になったのは、玉ねぎとニンニクで作った「ニンニクジャム」(^^)/
味見をしましたが、とにかく甘い!!ニンニクの臭みもなく、玉ねぎの甘さが際立っていました。
作り方はとても簡単で、ニンニクと玉ねぎを電子レンジで温めて、レモン少々と砂糖少々を入れてミキサーでグルグルするだけ・・・
砂糖も確かに入っているけれど、その甘さではないんです!!(*'▽')
玉ねぎの成分は生活習慣病でもある糖尿病に効果があるとか・・・・
今回披露していただいた料理は電子レンジですべてでき、とても簡単でとにかくびっくり!!!
中国では「薬食同源」という言葉が昔からありますが、これに似た考え方として日本では「医食同源」として、病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考えがあります。
つまり、正しい食事をすることで、体のすみずみにまでその栄養が染みわたり、健康な心身が養われるということですが、村上先生も講演の中で、「食べた通りに体は育っていく。ちゃんと食べることが自立への第一歩」とおっしゃていました。
・・・・すごく印象に残った言葉です。
現在の日本においては食材があふれ、好きな時に好きなものを食べ、じっくりその食材を楽しんだり季節のものをその時その時に食べることが少なくなりました。
また、手作りの回数も減り、家庭の味というものがだんだんすくなくなっていると耳にしました。( ゚Д゚)
東洋医学的な考え方に、「先天の気」「後天の気」があります
「先天の気」は母親から受け継いで生まれた時から持っている生命の元、生きるための力のようなものです。(丹田に蓄えられています)
先天の気は成長とともに少なくなっていくのですが、それを補うのが「後天の気」。「後天の気」の元になるのは、「食べ物」からの栄養なのです。
きちんとした食事をすると、栄養が体内を巡り、やる気に満ちて、強くて元気で活き活きとした心身を作り上げることができます。
好き嫌いがあったり、偏った食生活をしていると、疲れやすくなり、気持ちもふさぎ込みがち・・・・病気になりやすい体になってしまいます。
それだけ、食事というのは、私たちの体を左右してしまう存在なのです。
今回の食育講演を通じて、レンジでしかも簡単だけど、バランスのとれた食事の作り方がとても勉強になりました。
また、先生は世代ごとに食育をされており、3歳児には「三つ子の魂百まで」ということで、この年齢から『食は命なり・ちゃんと食べてちゃんと生きる」を得とくさせているそうです。
先生が常々おっしゃっていた「食べ力」がわが家でもできるように頑張りたいです(*'▽')
村上先生のレシピが載った資料と、兵庫県が作成した「食」に関する資料をいただきました。
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