2014.1.7 七草がゆ
一月七日。
今日の夕食は✿七草がゆ✿
スズナ・スズシロ・ホトケノザ・ゴギョウ・ハコベラ・セリ・ナズナ・・・子供の頃、リズムにのりながら七草を覚えた記憶があります
今年一年の無病息災を願って七草を食べたり、お正月の食事で弱った胃を休める為に食べるとも言われています。
味付けは、お塩少々と、溶き卵、そして葉から出る旨みだけなので体に優しく、五臓六腑に染み入るようでした
東洋医学の考え方に「先天の気」「後天の気」があります。
先天の気とは、両親から受け継いだもののことで、腎に蓄えられていて主に生殖や発育など人が生きていく根本のものことを示します。
そしてもう一つが「後天の気」ですが、こちらは生まれてから蓄えられていく精のことで、食べ物から取り入れられる精を示します。
東洋医学では「気・血・津液」は生命活動を維持していくための三本柱と言えますが、これらは後天の気から生成されます。つまり、後天の気が体内にしっかり蓄えられ十分に体内をめぐっていないと、気・血・津液も作られず、滞りが出来てしまう状態になります。
飲食物が体内に入り、消化吸収して体中に栄養を巡らせるためには、胃腸が強くなければなりません。
その意味でもお正月に食べ過ぎて(呑みすぎて)弱った胃腸を休ませて、また元気に過ごせるようなるためにお粥など体に優しくて消化の良いものを食べて胃腸を整える・・というのも納得できます。
お正月に限らず日常的に胃腸を大切にしていきたいものですね(*^.^*)